スタッフメッセージ

高橋知伽江

瀬戸内のジャンヌ・ダルク、鶴姫。

作・作詞/高橋 知伽江

彼女のものと言われる鎧が今も残っていますが、その生涯は多くの謎に満ちています。 このミュージカルでは現代の視点から、魅力的で新しい鶴姫像を創りだしました。

時は戦国時代、陸の争いは海に生きる者、水軍をもおびやかしていました。 大山祇神社の大祝家に生まれた鶴姫は男の子のように育ちますが、そこには秘密がありました。 彼女は龍神の申し子だったのです。 戦乱の荒波のまっただ中、鶴姫は海の平和を守るために賭とも言える大きな決断をします。 その彼女を支える水軍の武者、クロタカ。しかし、その結果は・・・・・・・・・。

龍神に託された使命、瀬戸内海への深い想い、かけがえのない友情、限りなく純粋な恋、そして、平和への祈り――これは今の私たちの心に訴えかける、強くて清らかな愛の物語です。

(ぜひともご覧くださいませ)